カテゴリー: 妊活・不妊治療

  • 体調最優先で。私たちの不妊治療のペース

    体調最優先で。私たちの不妊治療のペース

    不妊治療を続けていると、「できるだけ早く進めたい」という気持ちになる一方で、何度か採卵を経験すると、体への負担も気になるようになりました。

    私たちは、治療を続けることだけを優先するのではなく、体調や仕事とのバランスを見ながら、自分たちなりのペースで進めることにしています。

    🌿1.治療は「1周期やって、1周期休む」くらいのペースに

    最初の頃は、できるだけ間を空けずに治療したほうがいいのではないかと思っていました。

    でも、2回目の採卵でアンタゴニスト法を経験した頃から、少しずつ体の疲れを感じるようになりました。

    そこで、私たちは基本的に、1周期治療したら、次の周期は休むくらいのペースを意識するようになりました。

    もちろん、年齢のことを考えると「そんなに休んでいていいの?」と思うこともあります。

    それでも、体調を崩して治療そのものを続けられなくなってしまっては意味がありません。

    「治療を休む=何もしていない」ではなく、次の治療に向けて体を整える期間、と考えるようにしています。

    🛌2.私たちなりの「休むルール」を決めた

    その時の気分で無理をすることがないように、いくつかルールを決めています。

    • 37.5℃以上の熱が出たら、治療を休む
    • 採卵期間中は、できるだけ出張を入れない
    • 全身麻酔の手術など、大きな負担があったときは、回復を優先して1周期休む

    「これくらいなら大丈夫」と無理をしてしまわないための、我が家なりの基準です。

    もちろん、実際に治療を休むかどうかは、その時の体調や医師の判断も踏まえて決めています。

    🌱3.休んでいる周期も「準備期間」にする

    治療を休んでいる間も、何もしないわけではありません。

    サプリメントや漢方、不妊鍼など、これまで続けてきたものは無理のない範囲で継続しています。

    卵子や精子の状態は、採卵や採精をするその日だけで決まるものではありません。

    だからこそ、治療と治療の間も、次の採卵に向けて生活を整える期間として考えています。

    夫の仕事が特に忙しくなる時期については、採卵のタイミングと重なってしまう可能性もあります。

    そのため、今後は凍結精子をバックアップとして用意しておくことも選択肢の一つとして考えています。

    ☀️4.生活習慣は「特別なこと」より、続けられることを

    不妊治療を始めてから、生活習慣も少しずつ見直しました。

    睡眠時間を確保する

    漢方の先生からも「まずは睡眠時間を確保すること」とアドバイスされました。

    以前より夜更かしを避け、できるだけ7~8時間程度の睡眠時間を確保するようにしています。

    睡眠はホルモンや自律神経、体調全般にも関わるので、妊活に限らず、できる範囲で整えておきたいところです。

    水分をこまめにとる

    整体師さんから「不妊治療中は水分をこまめに、多めにとるといい」と教えてもらったこともあり、意識して水分をとるようになりました。

    これはかなり個人的な体験ですが、私は注射をするときなどに、水分が足りないと気持ち悪く感じることがありました。

    そのため、今では注射の前にはしっかり水分をとるようにしています。

    「これで卵子の質が上がる」という話ではなく、あくまで私自身が治療中に体調を保つためにやっていることです。

    体を冷やしすぎない

    鍼の先生からは、体を冷やさないように腹巻きをすることや、血行をよくすることを勧められています。

    腹巻きなどは妊娠率を上げると断言できるものではありませんが、私自身は「冷やしすぎない」というくらいの感覚で取り入れています。

    お風呂は熱くしすぎない

    一方で、医師からは熱いお湯での長風呂は避けるように言われています。

    今は、熱すぎない38℃くらいのお湯で、無理なく温まるようにしています。

    このあたりは、妊活に良い・悪いと一括りにするのではなく、自分の体調を見ながら、医師から言われたことも取り入れるようにしています。

    🔍5.何度か経験すると、「自分たちなりのパターン」が見えてくる

    何度か治療を経験していると、

    「この方法ならこうなりやすい」
    「このくらい休んだほうが体が楽」
    「このタイミングなら仕事との両立がしやすい」

    というように、少しずつ自分たちなりのパターンが見えてきます。

    それが分かってくると、以前ほど焦らなくなりました。

    もちろん、年齢というタイムリミットはあります。

    医師の話を聞きながら、必要な治療は受ける。

    そのうえで、自分たちに合う治療の組み合わせやペースを考えていく。

    不妊治療には一つの正解しかないわけではなく、一つの方法がうまくいかなければ、別の方法を試すこともできます。

    私たちも、今は「あとは確率の問題」と考えています。

    卵が採れるうちは治療を続けたい。

    できるだけ近道があるなら通りたい。

    新しい治療法が出てくれば調べてみる。

    そんな感じで、これからも模索していくつもりです。

    もちろん、人によって体質も年齢も治療歴も違うので、他の人の方法をそのまま真似することはできません。

    でも、周りの経験談や不妊治療の情報誌などから「こういう方法もあるんだ」と知ることは、治療の選択肢を考えるうえで役に立つと思っています。

    私が実際に読んでいる不妊治療の雑誌なども、これからブログで紹介していく予定です。

    👭これからも、ペースは変えていく

    これからも、私たちの仕事の状況や体調、治療費などを見ながら、その時々で治療のペースを変えていくつもりです。

    高刺激の採卵を何度も続けるのは、体力的にも費用的にも負担があります。

    だからこそ、間に別の治療を入れられないかなども含めて、医師と相談しながら考えていきたいと思っています。

    「できるだけ早く」だけではなく、「無理なく続けられること」も大切にする。

    今の私たちにとっては、それが不妊治療を長く続けていくためのペースなのだと思っています。

  • 初めての人工授精。やってみて思ったこと

    初めての人工授精。やってみて思ったこと

    🚀 まずは人工授精から、6か月

    検査結果をもとに、先生から「不妊治療計画」を提案されました。

    そして、まずは6か月間の人工授精から始めることに。

    初めて病院を受診してから、ここまで約2か月。

    先生から、クリニックで40歳以上の人がどのような治療で妊娠しているのか、という話も聞きました。

    その中で、人工授精で妊娠できた人は6%ほど。
    40歳以上では、妊娠に至った人のほとんどが体外受精だったそうです。

    正直、覚悟はしていました。

    でも、私たちは特に大きな病気もなく健康だし、

    「まあ、うちらなら大丈夫だろう」

    そんな期待も、まだありました。

    そして、2025年6月14日。
    44歳を目前に、初めての人工授精を受けました。

    🩺 人工授精って、こんな感じ

    私の場合、人工授精までの流れはだいたい決まっていました。

    • 生理3日目~:排卵剤を約5日間服用(セキソビット)
    • 10日目:エコーで卵胞を確認。左側で育っていた場合は通水
    • 12日~14日目:人工授精。排卵していなければhCG注射

    これを2025年6月から11月まで、毎月繰り返しました。

    左側の卵管が狭かったため、左側で卵胞が育ったときには、卵管の通りをよくするための通水という治療を行いました。

    「痛いのかな」と少し身構えていましたが、私の場合はそれほどでもなく、少しヒヤッとするような感覚があったくらいです。

    人工授精そのものも、調製した精子を膣から入れてもらう処置で、あっという間でした。

    「人工授精って、こんな感じか」

    それが最初の感想でした。

    💰 1回にかかった費用は?

    人工授精そのものの自己負担は約6,000円。

    検査や処置なども合わせると、1回あたりだいたい1万円程度でした。

    また、私の場合は妊活を始める前からAflacの医療保険に加入していたのですが、公的医療保険が適用される人工授精だったため、手術給付金の対象になり、2万5,000円の給付金が出ました。

    これから妊活を始めるなら、保険も一度チェックしておくといいかも。

    🌿 思っていたより、体への負担も

    人工授精そのものは短時間で終わりますが、実際にはその前に排卵誘発剤を飲んだり、何度もエコーで卵胞を確認したり、場合によっては通水や注射もあります。

    人工授精の翌日、少し疲れを感じることもありました。

    というのも、初回の人工授精の翌日、私はスクーターで事故に遭い、左肘を脱臼・骨折していました。

    さらに搬送先でコロナ感染も分かり、人工授精の結果を待ってから手術を受けることに。

    人工授精というと、「精子を入れてもらうだけ」くらいに思っていた私。

    実際には、超音波検査や卵管の通水処置などもあり、思っていたよりいろいろあります。

    実際に受けてみて、体にもそれなりに負担がかかる治療なんだと実感しました。

    🌱 妊活だけが、人生ではない

    6月は人工授精が陰性。
    7月には肘の手術。

    それでも私たちは、妊活を続けました。
    この頃の私はまだ、

    「今月こそ」
    「一日でも早く」

    と、かなり妊活中心になっていました。

    でも、その一方で、仕事をしたり、夫と出かけたり、旅行をしたり。

    人工授精をした直後に、以前から計画していたスイス出張へ行ったこともありました。

    妊活を始めたからといって、それまでの人生が止まるわけではありません。

    もちろん、治療はできることをやる。

    でも、妊活だけが私たちの人生ではない。

    妊活を長く続けるためにも、治療だけに気持ちを持っていかれず、できるだけ普段の生活も大切にすることは、大事だなと思うようになりました。

    このあとも人工授精を続けますが、この頃から少しずつ、私たちなりの「妊活との付き合い方」を考えるようになりました。現在の私たちの不妊治療のペースについては、こちらの記事に詳しく書いています。

    👉 体調最優先で。私たちの不妊治療のペース

  • 40代の不妊治療と年齢の壁

    40代の不妊治療と年齢の壁

    🚃まずは専門クリニックを探すことに

    前の記事で書いたように、私は43歳で妊活を始め、44歳から不妊治療を始めることになりました。

    まずは近所の産婦人科を受診したのですが、なんと年齢を理由に、不妊治療を受けることを断られました。

    当時は43歳。2か月後には44歳になるところでした。

    「まだ挑戦できる」と思っていた私にとって、これは少しショックでした。

    しかも、その日は一人での受診。
    夫の地元にある、私自身も信頼していた病院だったので、「この病院に断られた」と夫にどう伝えよう……と考えていました。

    すると先生から、
    「ご主人も一緒に話を聞いてもらったほうがいいですよ」
    と言われ、その日に夫にも来てもらうことに。

    先生から直接説明を受け、夫も納得してくれました。

    そして、紹介していただいた不妊治療専門クリニックのリストの中から、自分たちで通いやすさや実績を調べることに。

    その中で目に留まったのが、後藤レディースクリニックでした。

    家から電車で1本、30分以内。
    「ここなら通いやすそう。まずは行ってみよう」

    そう決めて、2025年4月11日、夫婦2人で初診を受けました。

    今振り返ると、最初の産婦人科で治療を断られたことは、結果的に私たちが早く専門クリニックにつながるきっかけになったと思います。

    💰いきなり現実を感じた、最初の検査費用

    後藤レディースクリニックでは、夫婦それぞれ検査を受けることになりました。

    ただ、このときはまだ入籍前。
    保険適用の確認が保留となり、いったん全額自己負担になりました。

    私の検査費用は最初に約32,000円。
    その後、入籍して保険適用となり、約22,500円が返金されました。

    最終的に、私の検査費用は約17,800円。
    夫の精子検査は約20,000円。

    夫婦合わせて、最初の検査だけで約38,000円です。

    「検査だけなら、そんなにかからないのかな」と思っていたので、正直びっくり。

    このときから、治療費も私たちの妊活の大きなテーマになっていきました。

    🔎二人の検査結果が出そろって

    約1か月半の検査期間を終え、結果をもとに治療方針を決めることになりました。

    私は、左側の卵管が狭いことが分かりました。

    また、一時期は甲状腺ホルモンの値が高く、専門医の診察も受けましたが、詳しく調べた結果、大きな問題はありませんでした。

    一方、夫の精子検査でも、先生からいくつか指摘された数値がありました。

    検査をしてみると、「私だけの問題」でも「夫だけの問題」でもない。

    二人それぞれに、妊娠を難しくする可能性のある要因があることが分かりました。

    そして、検査結果を見た先生から、

    「自然妊娠は、無い」

    とはっきり言われました。

    こうして私たちは、人工授精に進むことになりました。

    ここから、私たちの不妊治療が本格的に始まります。

  • 40代、妊活を始めたきっかけ

    40代、妊活を始めたきっかけ

    🚀44歳、不妊治療にとびこみました。

    私にとって、不妊治療は「冒険」です。

    もちろん、年齢のことを考えれば、リスクもあります。

    でも、クリニックで今の不妊治療でできることを知って、

    「44歳の私にも、まだ扉は開かれているんだ」

    と思えました。

    もともと若いころは、「どうしても子どもが欲しい!」というタイプでもありませんでした。

    ところが、30歳を超え、気がつけば40歳。

    「本当に、子どもがいない人生でいいのかな?」

    そう考えるようになりました。

    📱夫との出会いは婚活アプリ

    40歳を過ぎたあたりから、まじめに婚活を始めました。夫と出会ったのは、婚活アプリです。

    私が43歳、夫が52歳のときでした。

    結婚が決まる前、利用していた婚活サイトで、妊活についての無料講座を受ける機会がありました。

    そこで聞いたのが、

    「40代の場合は、1年間自然妊娠を待つのではなく、早めに不妊治療の診察を受けたほうがいい」

    という話。

    この話を聞けたことは、今振り返っても大きかったと思います。

    知らなかったら、私はきっと「まずは自然に任せてみよう」と、もっと時間をかけていたかもしれません。

    結果的に、かなり早い段階から妊活に取り組むことができました。

    43歳の3月、夫が住んでいた京都へ引っ越し。
    4月に入籍。

    それからすぐ、妊活をスタートしました。


    🌸できることをやってみる

    6月には44歳に。

    「まずは、できることをやってみよう」

    そんな気持ちでした。

    自然妊娠でうまくいけば、それはそれで嬉しい。

    「もし難しかったとしても、治療という選択肢があるうちは、挑戦してみよう」

    そう考えて、44歳にして、不妊治療の扉を開きました。

    その先に待っていたのは、

    人工授精。
    体外受精。
    何度もの採卵。
    胚盤胞。
    PGT-A。

    そして、たくさんの喜びと落ち込み。

    思っていた以上に長くて、なかなか先の見えない旅です。

    でも、44歳から始めた私の不妊治療には、

    「やってみたからこそ分かったこと」

    がたくさんあります。

    このブログでは、その一つひとつを、できるだけありのままに書いていこうと思います。